【タイ旅行記】美しき街KL【part2】

2025年8月30日50音エッセイ

KLは渋谷

NU sentralを出て国立美術館に向かった我々一行。しかし不思議なのだ、進めども進めども気づいたら元の場所に戻ってきている。

モールを出て、高架を渡って、信号を通り、エスカレーターを登り、モールに入って…

着いたところは最初のl’occitane、おしまいだ。

どうにもKL sentralという街は難しい。言ってしまえば東京の渋谷とか大阪の梅田みたいな感じで、路上の道が直行していない、道を渡れない、高架・地下道多すぎの三重苦である。

何とかショッピングモールを抜けて駅に出たのであるが、今度は駅から出られない、3階に行ったら行き止まり、2階から出たら行き止まり、とりあえず横断歩道のないところを渡ってみたがあるのはHiltonのロビーだけ。

にっちもさっちもいかずエレベーターのところにいた警備員のおじさんに聞いてみたら。おそらくマレー語?で教えてくれた。

当然何もわからない。

ただジェスチャーと唯一聞き取れた「LG1」のような単語を頼りにエレベーターで下の階に降りてみると、

おお目の前に国立美術館があるじゃないか!

ありがとう警備員さん、言葉は通じなくてもあなたのソウルは僕を救ってくれた。

英語しか使えないか弱い僕を。

KLに来たらここに行け!1選

紆余曲折を経たものの何とかMuzium Negaraに到着。

まず驚くべきはその安さ。

マレーシアの人であれば2MYR(およそ80円)で入場ことができる。

なるほどね、国民は安いけど観光客は足元見てくるんでしょ。

そう思った貴方、勘がいいですね。

何とマレーシア国民でない人はその2.5倍もの5MYR!およそ200円もの入場料を取られてしまうのだ。

安すぎる…

山形県立博物館ですら500円ぐらいかかったのに。マレーシア一国を網羅した美術館が入場料200円。国営なのもあるだろうがもっととっていいんじゃないかな。

その安さに反してコンテンツは充実のひとこと。先史時代のマレーシアの展示から、青銅器や鉄器、王国の発展、イスラームの勃興、ポルトガルの占領、イギリスの支配、日本の侵略、マラヤ連合・連邦の足跡から現代のマレーシアまで、すべて教えてくれる。

展示はマレー語と英語の2言語表示で、英語は比較的優しい表現で描かれているため、僕でも結構理解できつい読み込んでしまった。

結局2時間ぐらい滞在していたんだろうか、とてもいい美術館(博物館に近いかも)なので是非KLを訪れる際は足を運んで欲しい。

余談だが受付のお兄さんが、where are you from?って聞いてきたのでfrom Japanというとありがとう、って言ってくれた。大したことではないのだがとても嬉しい。僕もこうありたいものだ。

本場:チキンビリヤニ

美術館を抜け次なる目的地は国立モスク!

なのだがモスクは祈りの時間には入場できない関係で午後3時から6時にしか入ることができず、時計を見ると今は2時。

ちょうどいい時間だし昼ごはんにしよう。

ということで近くにあった屋台のような食堂のような店を覗いてみると、店員さんがcoming here、coming hereと呼びかけてくる。

元からそこで食べるつもりではあったのでおずおずと入店すると、Rice?Beef?Spicy ok?と捲し立てるように次々質問が。

苦手なんだよ、こういうの…

そもそも英語で不慣れだし、考える時間を0.2秒ぐらいしか与えてくれないから決められたものではない。

躊躇っていると店員さんがtry thisなどと言ってスプーンでビリヤニを少し取って渡してくれた。

まさかのサーティーワンシステム。

しかし食べてみるとこれがうまい。東南アジアあるあるの少し甘いのとスパイスが効いているのが混じった表現し難い味なのだが、とにかく悪くない。

値段も書いてないもんだからHow muchと聞いたのだが、Beef?fish?chicken?と聞いてきてもう訳がわからない。

むずかしいよ英語…

いや、むずかしいのはコミュニケーションなのか?

何度か聞いているとどうやらチキンビリヤニだと思ったものはチキンかビーフかフィッシュが選べるようで、悪いのは決めない僕であった。

chickenと答えて気になるお値段が14MYR、600円弱と非常にお手頃価格である。

Wait at a table. I’ll do it.

たくましい声を聞いて、適当に席を取り待っていると2分ぐらいで料理が出てきた。

気になる内容がこちら

食べかけで思い出し慌てて撮ったので汚いのは申し訳ない。

スパイスで炒めたチャーハンと、タンドリーチキンみたいなもの、そして固茹でのゆで卵、ボリュームもかなり多い。

味もかなりおいしかった。ゆで卵は消化が怖くて食べなかったのだが、あのインドカレー屋でよく見ていたチキンビリヤニはこんなものだったのかと軽く感動である。

しかし量が多すぎるのと、あまりに疲れていたのもあって全部は食べきれず少し残してしまった。スパイスがとても強いのでだんだん飽きてくるのもある。お店の人には申し訳ない、おいしかったです。

地下鉄に乗ってみる!

ご飯を食べた後は当初の予定通りモスクの見学に。

宗教が絡んでくるため少し怖い気持ちもあったのだが、見学だけであれば何ということはない。

土足で入らないこと、女性は肌を隠すこと(服のレンタルがあるため上からそれを羽織ることでok、何なら僕はビジュアル的に借りてみたい気持ちすらあった)さえ守れば中でも全然宗教色はなく、単純に綺麗な建物を見学できる会といった感じ。

イスラーム建築は偶像崇拝の禁止もあって幾何学的な模様と配置が特徴。例に違わず美しい廊下と噴水を持っており、礼拝をする大広間のような場所では、教徒の方々もそれぞれくつろいだり祈ったりしている。

全体的にすごく調和の取られた素敵な場所であった。あまり言葉にすると良さが分かりづらいので写真を見てイメージだけでも伝われば。

ちなみに写真の撮影はわざわざ看板に書いてくれているほどめっちゃOK。観光客には嬉しいですね。

モスクを出た時点で時間はおよそ15:30。機内泊に加え6:00からほぼ休みなく動きつづけていることもあり、さすがに疲れも見えてきた。

少し早いものの15:00から可能とのことなのでホテルにチェックインしてしまうことに。

クアラルンプールのいいところとして、交通網が相当安定しているというのがある。空港からのバスも定刻に出てほぼノンストップでついたし、都心部では地下鉄網が張り巡らされているのだ。

異国の電車に乗るというのは風情がある。せっかくなので利用してみよう。

まずは券売機にて切符を買う。

行き先と人数を選んで、お金を入れて…

あれ、入れた紙幣がそのまま返ってきた。

もう一度入れてみる。

あれ、また返ってきた。

もう一度入れてみる、

返ってくる。

何で?ほんとに。

確認したものの偽札とも思えかったのでもう一度入れてみると、今度は通ったみたい。表示が1減った。

そうなのだ。何とこの券売機7割ぐらいの確率でお札を認識してもらえない。

ちなみに次の日わかったが小銭もである。

10回ぐらい入れては出てきてを繰り返してやっと購入に成功。KLの地下鉄は紙の切符ではなく、こんな感じでプラスチックのトークンがでてくる。このトークンをタッチすると改札に入れるという感じだ。

謎の時間ロスを食ったもののようやく構内に。

構内はかなり綺麗で、自動ドアが設置されたホームには時刻表示があと何分といった感じで表示されている。

リアルタイムで電車ごとに数字が減っていたので遅れなどもなく正しい時間が表示されているみたい。時刻表は見た限りではなく10分に1本というシステムのようだ。

実際表示の通りに電車はやってきた。

見て見てこの画像を、なんだか未来の都市みたいじゃない?

車内も日本の地下鉄より綺麗なぐらい整っていてテンションは上がりっぱなし。かっこいいぜ地下鉄。

特にトラブルもなく駅まで到着して、少し歩いたところにあるホテルにもチェックインに成功。

これはホテルの近くなのだが、クアラルンプールにはセブンイレブンが結構あって困った時には頼りになる。おにぎりの味はちょっと違うかったけれど…

ホテル、そして夜市見学

ようやく辿り着いた。こちらが本日のホテル。

ほんっとうに疲れた!

もう日本から数えて丸一日ぐらい外を彷徨っていたので、まずは生きて寝ることができる場所に辿り着いたことが感無量、異国の地で日を数えたのだ。

マレーシアの人は体感みんな優しくて思っていたより困ることはなかったけれど、それでも相当気を張った1日だった。

もう寝てしまってもいいのだけれど、ちょうど泊まっているところの近くに夜店街があるためひとつまみにお出かけしてみた。

所狭しと屋台が並ぶ通り、元気な時にくれば活気盛んで楽しいところだと思う。疲れすぎていたのと昼飯が多かったのでしっかりご飯を食べるといった感じではなく、一通り見学だけして朝ごはんを買いすぐ戻ってきてしまった。

もしこれからクアラルンプールに行く人がいたら、ここでご飯を食べて見て欲しい。どんな感じなのかは気になっている。

通りの名前はアロー通り、ブキッ・ビンタンという駅の近くです。

ちょっと買ってみたマンゴーとドラゴンフルーツのジュース、めっちゃ甘かった。

ともかくこれにて東南アジア旅行1日目が終了、なんとタイ旅行と言いながら2本目にしてまだクアラルンプールにいるのだが、次からはタイにちゃんと行きます。

それでは今日はここまでにして明日の記事でまたお会いしましょう。またね!

50音エッセイ旅行記

Posted by doffy