【タイ旅行記】運命やいかに【part5】

雑記,50音エッセイ

絶体絶命のピンチ

Full

バス会社のおじちゃんが告げたその一言。

僕の望みは完全に打ち砕かれた。

どうしようどうしよう、このままだと丸一日スコータイに幽閉されてしまう。

とりあえずここで引き下がってはおしまいだ、1日スコータイに取り残されるとホテルの予約も飛ぶし居場所もないし散々なことになってしまう。

何だ、今取るべき行動は。

そうだ、まずは明日の朝の昼行バスを確保するべきに違いない

ここまでの思考を3秒ぐらいの中に行い、一度諦めかけたおじちゃんにもう一度話しかける

How is the tommow morning?

通らない、Google翻訳を使うか。

打ち込んで、画面を見せる。

○#€$¥☆…

おじちゃんが翻訳されたタイ語を読んでいるが当然全くわからない。

This bus. ok?

横にあった朝のバスの時刻表を指差しながらおじちゃんがそう言った。

いけるか?

OK.

4 seats?

Yes. 4 seats.

Ok, sit down sit down.

そういうとおじちゃんは僕たちを座らせて何本か電話をかけだした。どうやら席の空きを確認してくれているようだ。

固唾を呑んで待つこと10分ぐらいだろうか。

This two seats, This two seats, ok?

取れたっぽい!

とりあえずこのチャンスを逃すわけにはいかない、急いでパスポートを出して席を取ってもらい、お金を支払う。この際少々の損失はやむを得ない。

おじちゃんありがとう。4人ぐらいに電話をかけていたので相当手早く手配してくれた感じがする。ずっと手際が良く優しい、仏とさせてください。

ちなみに片道300Bちょっとぐらい。7時間半の運転、軽食、昼食もついていることを考えると相当安いと思う。

さて、朝のバスを確保したのはいいのだがどう考えてももう一つ問題がある。

今日の夜どうすんの?

とにかく急いで近くのホテルを探して駆け込むことに、当然詳細な良し悪しなど調べる余裕はないしそもそも選択肢があまりない。

夜に遠出は厳しいのでバス停からなるべく近い宿をまず取ってみることに。

そうして選ばれたのが、The history house and cafeという謎のゲストハウス。

向かったのが8時30頃という遅さだったのだが、主人が優しく出迎えてくれて、すぐに部屋に通してくれた。

部屋はこんな感じ、決して広くはないが綺麗なベッドとテレビ、クーラーもちゃんと効くしシャワーから温水が出る(これは結構珍しい)、ドライヤーがなかったのだけが惜しいところだが、それ以外は総じて文句なしだった。

1泊は1700円ぐらい。値段もそう高くはないと思う。

もう想定外のトラブルでアドレナリンがでっぱなし状態だが、何とか寝るところと移動の手段を確保しさあ安心。

と思ったところで俄かに雨粒が屋根を打ち鳴らし出した。

そうだ、台風が来ていたんだった…

予定通りに行けば台風の前にスコータイを抜けるはずだったのだが、半日ずれたことでちょうど直撃のタイミングになってしまう。

頼む、バスよちゃんと動いてくれよ…

祈りながら明朝の早起きに備えて瞳を閉じた。

主人の優しさ

7時頃に起きると外は大雨。

屋根を叩く音が相当響いてくる、不穏だ…

8時過ぎにバスは出るとのことであまりうかうかとはしていられない。7:40ぐらいにチェックアウトをしてバス停へ向かっておこうとしたのだが、鍵を返すと主人が、

Free Coffee, Mango, you can eat free.

Thank you but We don’t have so much time.

Bus? tickets please… You have 30 munites, drink coffee, free

そこまで言うなら…

ご厚意に押し負けて朝食をいただくことに。

コーヒーとパンを少しもらうだけの予定だったのだが、席でコーヒーを呑んでいると主人がカットされたマンゴー(1人1つ分!)と甘く炊いた米を持ってきてくれた。

あんまり食べる気はなかったものの、一口食べるとすごい美味しい、優しさが体に染み渡っていく。

ほんと昨日から全ての人に助けられて何とか生き延びている。人間捨てたものじゃない。

想定はしていなかったもののしっかり朝ごはんをとり、主人に出迎えられながらバス停に出発、この恩は決して忘れない。

バス停に行くと昨日のおじちゃんがいて、Sit downと席に通してチケットの解説などしてくれた。仏は今日も仏である。

そして心配していたバスだが少々遅れたものの8:30ごろにやって来た。

雨は降り続いているものの、何とか出発だ!

ありがとうスコータイ、また来るからな。

出発はしたものの外は大雨、洪水警報のメールも送られて来ており、実際窓の外を見るとこの有様である。

それでもバスの道がしっかりしているのもあり大幅な遅れはなくバスは順調に進んでいってくれた。スコータイの街が無事でありますように。

バスについている昼食、20分ぐらいの休憩がありそこで食べられる。

春雨入りの中華スープって感じでお腹にも優しくとてもおいしかった。

バンコクへの道中の風景、チェンマイ〜スコータイ間と違って広い平原が広がっている。

気のせいかもしれないが日本より草の色が明るい、理由がわかる人いれば教えて欲しいです。

ともかく、なんやかんやあって当初の予定から12時間遅れることとはなったが、16:30頃バンコクに到着!

よかった、本当に疲れた…

ちょうどキリがいいので今日は少し短いですがこの辺りで止め、明日からバンコク編をお届けしたいと思います。

バンコク編は、

どっふぃー、タクシーにのる

本場のカオマンカイが食べたい

エメラルド仏、永遠の輝き

の3本です(知らんけど)

それでは明日も見てくださいね、じゃんけんグー!うふふふふ

雑記,50音エッセイ旅行記

Posted by doffy