【タイ旅行記】僕らのヒーロー、スコータイ【part4】

雑記,50音エッセイ

タイタイスコータイ

本日泊まるホテルがThai Thai Skhothai Resortというところ。

バス移動の長旅の後、疲れているだろうということで少しいいホテルをとっておいた。

一泊3000円ぐらいだったのだが、スコータイでいえばかなりいいホテル。

ロビーのあたりと室内。リゾートホテルといった感じでかなり豪華である。

フロントの人も数人英語を流暢に扱う方がおり、何かあった時も安心、対応もとても丁寧で、近くのレストランやコンビニまで教えてくれた。

特にチェックインをしてくれたスタッフさんは、英語がペラペラな上、コミュ力がすごい高く、とても助かった。

就活最強キャラだったことだろう、間違いない。

せっかくなのでホテルの方がおすすめしてくれた近くのレストランに行ってみることに。

非常に綺麗な佇まいのお店で、価格帯は一皿150〜200Bぐらいとタイ料理の価格としては少し高め。

その分クオリティは素晴らしく、どの料理もすごく美味しいのに加え、衛生面が安心なのも大きい。

食材の鮮度、特に魚介類、葉物類がしっかりしているので、屋台などで食べるのもいいのだがたまにはこうしたいい料理を食べるのもまた一興である。  

量はどれも1人前には十分、あるいは少し多いぐらいで、味はそこまでクセがなく、酸味の効いたマイルドなものが多い。パクチーなど香草が結構使われているので、苦手ならオーダーの時に減らしてもらったほうがいいかも。

総じてとても美味しかった。僕が頼んだトムヤムヌードルは魚介と柑橘系の酸味がよくマッチしており、 若干量が多いのだがくどさもなくさっぱりして食べやすかった。他だとグリーンカレーが特に美味しかったのでおすすめ。

いい料理だったので、せっかくだからタイ語でお礼を言ってみよう。

美味しかったというタイ語を調べてみると、アロイマークラップっていうらしい。アロイの部分が「美味しい」でマーがとても、クラップは丁寧語で、delicious very muchみたいな感じ。

知らない言語を使うのは不安なものだが、勇気を出して会計の時に伝えてみる。

アロイマークラップ

するとスタッフの方がパッと笑顔になって

コップンカー

って言ってくれた。

多分伝わっているはず。やっぱりタイ語を喋る方が感謝の気持ちも伝わるというもの、よかった。

5時間のバス移動の疲れもあり、ご飯を食べた後はすぐにホテルに帰って寝ることに。

明日はスコータイを1日回って夜行バスでバンコクに発つ。ハードな一日故しっかり体力を回復しておかねば。

歴史公園を巡る

さあタイ旅行も4日目、折り返しまでやってきた。

今日は夜行バスということもあり9時ごろに起きのんびりとしたスタート。

ホテルに朝食もついていたのでゆっくりご飯でも食べながらエンジンをかけていく。

ビュッフェ形式の朝ごはん。卵料理のブースではオムレツなどをその場で焼いてくれる。

何かとせわしない予定で、ちゃんと席に座って食べるような朝ごはんは久しぶりなので落ち着いてご飯を食べられることに感謝である。

オムレツも美味しかった。

朝食を食べ終え再びお部屋へと戻る。

この後の予定だが、ホテルのチェックアウトが12:00までということで、11:30頃にホテルを出てスコータイ歴史公園へ行くことに。

街全体が歴史公園を中心とした観光地ということもあり、ホテルで自転車が借りられたり荷物を預かってもらえたりする。

他にも本当にいろいろとサービスが行き届いており、後ほどにもお世話になるのだが、感謝してもしきれない素晴らしいホテルだった。

とてもおすすめです。

リンクも貼っておきます。ぜひみなさん泊まってください。

https://www.trip.com/w/wgl72YEqGR2

ホテルから10分ぐらい自転車を漕いで、スコータイ歴史公園へと到着。

入場する際にチケットを買うのだが、園内は相当広いこともあり自転車やバイクでの入場もOK。というか徒歩だと相当しんどいので借りておくべきだろう。

入場料が一人200Bに加え、自転車だと10B、バイクなら50B(違うかも?)ぐらいが追加でかかる。さらに歴史公園は3つの地区に分かれておりそれぞれで別の料金が取られるので、しっかり回るのであれば全部で500Bぐらいかかると見ておくのが良いと思う。

僕たちは中央のエリアをとりあえず探訪することに。

スコータイ旧市街は地区全体が世界遺産に登録されており、至る所にこんな感じの煉瓦積み寺院が立ち並んでいる。

自転車で走っていると5分おきぐらいにこういった遺跡が並んでいるため、ゼルダの世界に迷い込んだような気分になる。

いくら探しても宝箱もダンジョンもなかったけれど…

注意しておきたいのが園内の広さと、園内に飲食店、売店がないということ。

園内はだだっ広い森と点在する遺跡があるのみで、飲み物や食べ物を変える場所は一切存在しない。そして1エリアにつき2km四方ぐらいの大きさがあるため、意外と園内に出るのにもそこそこ時間がかかる。

入場自体はチケットを買っていれば何回でもできるので外に出て水を買ったりはできるのだが、湿気と暑さが相当厳しいため入場する際にはペットボトル1本分ぐらいは水分を持っておくと安心である。

新たな出会い

スコータイ歴史公園を一通り巡り、13:30頃一度園外に出てお昼ご飯をとることに。

朝がビュッフェだったのもありそこまでお腹は空いておらず、レモンソーダとフレンチフライを注文。

台風が近づいているのもあってかとにかく湿度が高く、外にいるとすぐ熱中症になってしまいそうなので、クーラーの効いたカフェは救世主のような存在である。

ダラダラとポテトをつまみつつ英気を養っていると、向かいのテーブルから謎の声が。

Where are you from?

見てみると小学生ぐらいの子供が呼びかけてきている。

少し話してみると、庭を作る謎のスマホゲーム(マイクラみたいなやつ)で作った自分のお庭を紹介したいみたい。

おっきな竹やカラフルなマンゴー、白いストロベリーなどはちゃめちゃな世界観だったのだが、とにかくすごい楽しそうにゲームの解説をしてくれた。

おそらく小学生ぐらいの年齢だと思うのだが、相当英語が使えるようで、たびたび文法が変だなと思うようなところもあるものの英語でいろんなことを話してくれた。

聞いているとタイで生まれ育っているっぽいのだが、もう今時英語は小さな子でも当たり前に喋れるものなのだろうか。

下手すりゃコミュニケーションに関しては過半数の東大生よりまともに取れている感じもしたのでやはり日本の英語教育はいまいちなのかもしれない。

ともかく、数十分ぐらいその子と喋ってしまい、挙げ句の果てに帰る時に2ショットを撮ったりもしてしまった。旅というのはこういうところがあるからいいものだ。

一応何かの詐欺だったりしないかと荷物は確認したのだが特におかしなところは何もなかった。疑ってごめんね。

熱中症の危機

カフェを出て今度はスコータイ歴史公園の西側、別の地区を訪れてみる。

中央のエリアは林の中という感じなのだが、西側については草原の中を走る感じで先ほどよりもさらに暑さが厳しく感じられる。

大きな道沿いに走っているとぽつぽつ遺跡が現れる。

少し進んでいると、最初の遺跡と共に見慣れない動物が。

日本で見る種類とは違うが、牛だろうか?

一応柵はあるものの形だけで、ほとんど放し飼い状態でたくさん牛が放し飼いされている。

他にもリスであったりアヒル?みたいな鳥であったりいろんな動物が至る所にいて、とても可愛らしい。

遺跡観光とは違うがこうした田園風景を楽しみに歴史公園を回るのもいいかもしれない。

こんな調子でとろとろと遺跡をまわっていたのだが、途中で問題が。

暑い、暑すぎる。

水を持っているとはいえ高温多湿遮るもの何も無しで自転車を漕いでいるので相当体力を持っていかれる。

その上中央エリアと違って遺跡がちょっと高台や離れみたいなところにあることが多く、移動距離が長いのだ。

そもそも旅で累積していた疲れもあり、もうへとへとである。

それでも進まなければ水も手に入らなければ休むところもないので、なんとか最後にあるメインの遺跡、Wat Saphan Hinまで頑張って漕ぐことに。

満身創痍で足を動かし、辿り着いたのだが、ここで我々をさらなる絶望が襲う。

看板を見るとなんとこの遺跡、自転車を置くところから200mも上にあるらしい!

終わった…

ここから徒歩で200mの階段はやばいって。

ミニ万里の長城みたいな煉瓦の道を登っていく。息切れがひどい、熱中症待ったなしか。

もうそれはそれは牛歩の歩みで頂上まで歩き、着いたことに満足し遺跡の日陰で休み、水をとり、とりあえず休む。

30分ぐらい座ってだいぶ体調も良くなったので、3分ぐらい遺跡を見てみた。

ばかでか仏である。

ああ神様仏様、あなたに慈悲があるのであればとりあえずこの熱中症を治していただけないだろうか。

今欲しいのは遺跡ではない、水なのだ。

とはいえ今冷静になってみると巨大な仏が立って佇む様は壮観である。体調に余裕があるなら訪れる価値はあるのではないだろうか。

余談だが2007年に日本人女性がこの遺跡で刺殺される事件があったそうだ。看板にも16:30以降1人での訪問は禁止と書かれていたのだが、実際一本道で足場も悪いので何かあったら対処は難しそうである。

複数人で訪れるか、他の観光客などについて登るかした方が良さそうである。

周りに人がいて治安が悪いという感じではなくただ誰もいないところなので複数人でいれば過剰に怖がる必要はないと思う。僕は生きてます。

その後は公園を出て近くの売店で水を買ったりしつつなんとかホテルまで戻ってきた。

自転車を返す時に、やはり体調がすぐれなかっため、ホテルのスタッフさんにちょっと気分が悪いから休ませてくれませんかと駄目もとで聞いてみると、快くクーラーの応接間みたいなところで休憩させてくれた。

ああ、仏はここにいたんだな。

僕たちは皆様の善意に支えられて生きさせていただいています。本当にありがとう。

これからより一層人に優しくしていきたいと思います。

Thai Thai Skhothai Resort、みんな泊まってください。もう一度リンクも貼っておきます。

https://www.trip.com/w/wgl72YEqGR2

ランドリーのボス

長旅になってくるとどうしても必要になるのが洗濯。この辺りで着替えも無くなってきたし一度服を洗っておきたいところ。

というわけでスコータイ歴史公園の道沿いにあるランドリーに行ってみることに。

入ると気さくなおばちゃんが料金体系の説明をしてくれて、全員分を一緒にするか別々に洗うか、洗剤柔軟剤は買うかなどということを選ぶと洗濯・乾燥までやってくれる。

英語で対応してくれてありがたい。

待ち時間が、洗濯物の量が多かったのもあり2時間弱あり、ナイトマーケットに行くのをおすすめしてくれた。

トラブルが怖いのでリュックを持って行こうとすると、おばちゃんがもう一人のスタッフを指さしながら僕らに、

You can leave your baggages here!

She is a boss. If your bags are lost, you killed her!

ほな安心か…

確かに見てみるとがたいがよくて強そうなので、何かあっても守ってくれそうだ。 

毎回思うのだがタイの方々はみんなフレンドリーで、困った時や悩んでいる時にすぐに助けてくれる。とても見習いたい。

てことで貴重品だけ持って水の買い出しにコンビニに。雨が降ってきていたので結局ナイトマーケットに行くのは諦めたのだが、ランドリーにも椅子があって残りの時間もゆるゆると待つことが出来た。

洗濯物もしっかり乾いた状態で返ってきて安心である。

https://maps.app.goo.gl/AZUpbdgrUYhiqJ3L8?g_st=ipc

ここのランドリー。おすすめ。

そしてバンコクへ…?

現在時刻は18:30、夜行バスの時間が21:00なので晩御飯を食べればちょうどいい感じ。

バスの中で腹痛は嫌なので、本日もしっかりしたレストランに入ることに。

https://maps.app.goo.gl/tqxhxqqLni6MrtTs6?g_st=ipc

このPhomPhorレストランというところに入店し、店名にもなっているPhomPhorを注文。

周りに具材が色々並べられていて、真ん中のとんがり帽子の中に卵チャーハンみたいなものが入っている。

チャーハンに付け合わせを乗せて食べる感じの料理だったのだが、これがかなり美味しい。

チャーハンを作るのであれば日本の米よりタイ米の方が向いているというのはよく言われているが、実際食べてみると差は歴然。パラッパラでベタつきがなく周りの生野菜ともよく合い大満足のお料理だった。

腹ごしらえも済ませ会計を終え、店を出たところで店員さんが話しかけてくれた。

Where Do you go?

I’ll go to Bangkok.

Bus? Do you have tickets?

Yes. I’ve already bought ticket.

どうやら店先にトゥクトゥクみたいなのがあり、バス停まで送ってくれようとしているみたいなのだ。

せっかくなのでチケットを見せてみる。

英語で書かれており少し読むのにに時間がかかっていたのだが、ゆっくり読んでいっており、Skhothai… Mochit(バンコクの方の到着先)… 21:00… Aug 31…

August 31? tommorow!

え?

チケットを見たところ、確かにAug 31,21:00発のバスが予約されており、そして今日の日付が

8/30…

やばい!

僕の焦りを見てレストランの人も僕が予約を間違えてとってしまったことに気づいたのだろう。

Coming me! Sit down!と言って僕たちを乗せトゥクトゥクに飛び乗り、スピードを上げて飛び出した。

しくったな…

後悔しても仕方ないのでとりあえずご厚意に預かりバスストップにまだ席の空きがないかを聞きに行く。

だが今日の席はもう満席。

するとまたもやレストランのおじちゃんが、

Coming me! I’ll go another busstaition

ヒーローだ。これがヒーローだ。

どうやらスコータイを走る長距離バス会社は2種類あるらしく、もう一つのバス停の方に連れて行ってくれた。

Here,You go!

ありがとうおじちゃん。

そうしてカウンターに駆け込み、席の空きがないか急いで確認。

受付のおじちゃんは英語が通じなかったのだが、こちらもまたすぐにスマホを取り出しGoogle翻訳でコミュニケーションをとってくれた。

ほんとにみんな優しい…間違えたのは僕なのにもう全力で助けてくれる。

なんとか今晩バンコクに行きたいとの旨を伝え、空きを確認してもらう。

さあどうなるのか。

このままスコータイの夜空の下で彷徨うことになってしまうのか。

しばし座席表を見た後、おじちゃんの答えは…

Full

〜次回に続く〜

雑記,50音エッセイ旅行記

Posted by doffy