【さ】さらば2024年【50音エッセイ】
こんにちは、どっふぃーです。
どうしてこうなった…
前回投稿から1ヶ月ほど空いてしまっている。本当に悔しいです。
12月は余りにも忙しく気づいたら30日の23時30分になってました。これが師走の本領といったところか。
ということで当初の予定から急遽変更し、「さ」を今年の振り返りに当てたいと思います。31日にきっと出るだろうし。
卒業式、東大受験
思えば今年の話なんですね。僕は今年の1月にはまだ高校生だったわけです。
基本的に自信家の僕ですが、流石に大学受験ばかりは事が大きく1月2月はかなりメンタルをやられておりました。このブログでも「東大受験期」とかいって合格してもないのに合格メソッドを語る狂気のムーブをしていますが、実のところそんなに自信はなかった、というかやった事ないから何とも言えないというのが本音でしたね。
【東大受験記①】塾に行かずに受験に勝ちたい!【春休み計画編】
*個人的には当ブログの中でも名記事なのでぜひ読んで。内容とか以前にやってることがロック。
そしてそれとは別に、2月に卒業式があり、そこでオリジナル曲を弾き語るということもやってみました。これが僕にとっては受験よりも大きな出来事だった。
人前で自作曲を演奏するのは初めてで、1月はピアノ練習に時間を使いだいぶ準備をしていったんですが、これがひどいパフォーマンスで、もう幾度となく聞き返したのですが何回聞いても酷いです。今となっては曲の完成度も低いし声は枯れてるし不安定だしピアノも芸がない。
卒業式というのに一人だけ別れの悲しみではなく自分へのショックで立ち直れないぐらい落ち込んでたことを覚えてます。
これがなかったら多分今あんまり音楽をしていないんじゃないかなってぐらい、クリエイターへの尊敬と憧れを生み出した事件でした。問題解くなんかよりはるかに戦い甲斐がある。
逆に入試問題解くのはもうやりたくないですね。暇つぶし程度には楽しいけど別にモチベーションを掻き立てるような魅力はなくて、いい点を取ってもそんなに嬉しくない。受かったから良かったけど落ちてたらもうそれはそれは歪んでたでしょうね。
1月2月はそんな感じで受験もありながらクリエイターとして一歩を踏み出そうと決意した時期でもありました。
大学入学〜夏休み
東大生になりました、一人暮らし始めました、人間環境が変われば性格も変わるもの、まず良い友達を見つけるためとにかくありえない速さで人脈を広げていったことを覚えています。
それもサークルの活動に参加するとかクラスの交友を広げていくというよりかは、とにかく人づてで面白い人を聞いていってコネクションを作っていくみたいなムーブをとっており、今思い返すとよくそんな派手な事ができたなって。
6月ごろにちょっとメンタルの調子を崩したものの大きな転落もなく夏休みまで駆け抜けたのでかなり当時の僕はバイタリティが高かったようです。実際いい友達も多くできたのでありがとう、春の自分。
やったこととしては、文化祭でジャズを演奏したり、作曲ソフトを導入し曲を作ってみたり、料理もそれなりにしていたかも。大学もわからないことだらけなので、とりあえず自分の知らない分野の講義を取ろうと決意し、言語学や哲学、日本近代思想、美術史なんかに触れてました。
学問の楽しさを感じる一方、研究対象として取り扱うのはちょっと厳しいかもなって壁を感じることも多くありましたね。言語学とか好きだけど緻密な研究に耐えられる気がしない。
バイトをするのも初めてだったり、本当に初体験だらけ、激動の3ヶ月間だったといえますね。
夏休み
2ヶ月も休みがあると思ってたんですが、まああり得ない忙しさだった。今年ずっと同じこと言ってる。
徹夜でカラオケをしたり(こういうことに抵抗がなくなるあたり新米大学生を感じる)、流れ星を見にいったり、美術館行ってたり、絵を描いたり、料理したり、18きっぷで山陰まで行ってみたり、歩いたり、帰省したり、エレキギター買ったり、曲も1曲書きましたね。しかも空いてる時間はほとんどバイトしてたので気づけば休みは終わっていました。
楽しかったばっかりであんまり何かを生み出してはいないので振り返るとどうなのかという気はしますが、遊べるのも今のうちだけなのかも。充実していて良かったということにしましょう。
秋学期、駒場祭、そして崩壊
ちょっと大学にも小慣れてきて悪いところが出るのが秋学期。授業とか明らかに春より出てないもんね。
ともかくこの秋大きな転期があり、ギターの弾き語りサークルに入ったことでこれまで暇な時にやってた作曲活動が、実際に人前で披露することを見据えて行割れるようになりました。
伴って音楽に使う時間も増え、春ほど人間関係に積極的ではなくなったことも相まって秋学期は趣味全振り見たいな期間になりました。
まずとる授業で、宇宙科学、生命科学、データ解析と理系科目に手を出していき、文系科目も古事記を読むみたいなよくわからないゼミをとってみたり、法哲学をやってみたりとやりたい放題。
そして作品を作りたい欲が無限の高まりを見せていたため、曲を書く傍らこのブログでもエッセイの投稿をスタート、せっかくなので統一感を出すために頭文字を50音順に決めてみました。
あと僕誕生日が10月の26日なので、何が何でも盛大に祝うぞってことで誕生日パーティを3日間開催にし大量のプレゼントの獲得に成功。めちゃくちゃ楽しかったです。
極め付けは11月にある一大イベント駒場祭で、オリ曲の弾き語りに加え、アフリカ料理作ったり、ポケモンの絵を描いたり、クラスの屋台に出てたりと3サークル1クラスにまたがる無茶苦茶なシフトを組み、これがこの1年の集大成と言ってもいいでしょう。
12月は文化祭明けで大人しくなるのかなーと思ったら全然そんなことなくってクリスマスライブに向けてバンド活動をちょっとやってみたり(ソロでオリ曲もやった)、鍋パとか忘年会があったり、来年の新入生オリエンテーションの準備をしてたり、謎にボードゲームしてたりでなぜか11月を超える忙しさとなってしまいました。
そしてあまりにはしゃぎすぎたことで熱を出してぶっ倒れ、一人暮らしで3日間布団の上寝たきりという地獄みたいな時間を過ごし、やっと回復したのが昨日、急いで残された課題たちに手をつけ年末年始の買い出しに向かいカレーをいっぱい作って今に至ります。はちゃめちゃ。
完走した感想
いい年でした。
人間として成長した一年だったと思います。
何が成長したのかを言語化するのはすごい難しいんですが、なんとなく自分の理解度が上がったというか、自分はこういう事が得意でこういうことはあまり得意じゃないんだなっていうのをより深く知る年だったなと。
これまでは〇〇ができる、って部分しか見てなかったですからね。
得意不得意というものを受け入れつつ、得意なやり方で戦っていけたらいいなって思います。
あと改めて感じたのが、中高の友達って偉大ですね。大学からの友達もいっぱいいるけどやっぱり共有してる時間の少なさからか、どこか心から受け入れることの難しさを感じます。その点旧友たちはもう以心伝心、6年間同じ教室で授業受けて休み時間駄弁ってしてたのはやっぱり伊達じゃない。
いろんなことが変わっていく時期だからこそ変わらないものの良さというのもまた感じるわけですね。
そうこう言ってる間に12月は31日、大晦日の1時になりました。今年も残すところ20時間余り、そろそろ2024年ともお別れの時間です。
名残惜しいですが時間は過ぎ去っていくもの、今年は明らかに僕の人生で最高の1年でした。
しかし、2024年が記録保持者でいられるのも1年だけでしょうね。
僕の座右の銘は「今日を人生の最大値に」、最高の今日は明日には最高ではなく2番目になっているのだから。
それではまた2025年でお会いしましょう。2025年は1936年以来89年ぶり45度目の平方数、何かいい事が起こりそうですね!
みなさん良いお年を!
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